家族葬に友人は参列できる?参列できない場合の対応方法も確認しよう
家族葬は基本的に身内のみで行いますが、故人に関係のある人であれば、家族葬に参列することが可能です。遺族側の希望があれば、故人と直接の関わりがなくても、遺族の友人として参列することも可能です。
ここでは家族以外の友人や知人が家族葬に参列する場合について紹介します。
家族葬に友人は参列できる?
家族葬は故人や遺族の意向によって、身内だけに限られる葬儀です。一般の葬儀のように知人や友人は参加する必要はありません。
訃報連絡の中に参列の依頼がある場合、または遺族から直接参列の案内があった場合は参列できますが、基本的に第三者の出席は控えたほうが良いでしょう。
参列できない場合の対応方法と注意点
遺族もしくは故人から参列の案内があっても、都合により参列できない場合について、注意点を紹介します。
後日弔問に伺う
やむを得ず参列を断る場合、後で弔問に訪れる旨を伝えましょう。
ただし葬儀後すぐに弔問に訪れるのはNG。遺族側は忙しく、葬儀の後も準備や片付けなどで慌ただしいため、葬儀後一週間をめどに訪れるようにします。
一週間後に弔問する際も、必ず遺族側に連絡を取りましょう。都合によっては後日になる場合があります。
弔問ではお悔やみの言葉や香典の手渡しなど最小限にとどめるのがマナー。遺族側の心象や状況に配慮し、長居をしないように注意しましょう。
電話や手紙でお悔やみを伝える
参列できない場合、直接ではなく電話や手紙などでお悔やみを伝えることもできます。
ただし葬儀中~葬儀直後の慌ただしいタイミングでの連絡は避けましょう。すでに遺族側から訃報連絡が来ており、弔電などは不要とされている場合は送付を避けてください。
供花・供物を贈る
供花や供物は、遺族が辞退している場合は無理に送らないようにしましょう。特に辞退されていなければ送付して問題はありません。
家族以外の参列は原則不要
家族葬では、家族以外の参列は原則不要です。しかし故人や遺族と関わりが深く、参列の案内がある場合は家族葬に加わることができます。
参列を辞退する場合、遺族側に丁寧に断りを入れ、可能であれば後から弔問に訪れるようにしましょう。弔問も難しければ弔電に代えることもできます。
家族葬はコンパクトに行われる葬儀ですが、遺族にとっては大変慌ただしい状況が続きます。最低限のマナーを守ったうえで、対応することが大切です。